EIGO DIARY 
英語って大人が学習を続けて、本当に今より上達するのかな？
大人になって英語を学び直すと、「今さら勉強をして、本当に出来るようになるのかな」と不安になりますよね。
こんな風に色々と考えているうちに、英語学習をはじめること自体にブレーキをかけてしまっていたり、途中で英語の勉強を辞めてしまいそうになる、そんな方も多いのではないでしょうか。
実際に30代、40代、50代と年齢が上がるにつれ、学びへの心理的ハードルが高まり、不安になるのもるのも自然なこと。
そこで本記事では、英語は大人になっても上達するの？という疑問に対する答えと、大人こそ英語学習で発揮できる強みについてご紹介します！
学習自体を諦めては、この先も英語が上達することは絶対にありません。
せっかく興味を持ったなら、もう遅いと思わずに、大人だからこそ発揮できる強みを活かしてみませんか？
少しでも英語ができると、
- 海外の人と自由にコミュニケーションが取れる
- 世界中の情報にアクセスできる
- 仕事の選択肢が増える
- 視野が広がる
などメリットがたくさん！プライベート・仕事の両方で、出来ることや楽しめることの幅もぐんと広がりますよ✧
● 子供の頃から始めていないと遅い？
● 上達せずに、時間とお金の無駄になったらどうしよう・・・
● 結果がまだ出てないけど学習を続けるべき？
● 大人の英語が上達するには、どれくらいの期間がかかるの？
- 目次 -
英語は大人になってからでも本当に上達するの？
ネイティブを目指すなら子供のうちから
一般的に語学を学ぶには、出来るだけ若いうちの子供の頃から学習を良いと聞きますよね。
実際のところ、どうなのでしょうか？
マサチューセッツ工科大学（MIT）の研究では、第二言語をネイティブレベル並みに流暢に使いこなすには、10歳前後のcritical period（第二臨界期）までにスタートするのが良いと報告されていました。
その後の17-18歳までは文法習得には十分長けているそうで、10代のうちに始めればネイティブレベルも夢ではないかもしれません。
参考元(英語)
https://medium.com/@chacon/mit-scientists-prove-adults-learn-language-to-fluency-nearly-as-well-as-children-1de888d1d45f
ネイティブレベルを目指すなら、若いうちから英語学習を始めた方が良いようです。
大人のあなた自身が完全にネイティブに・・となると厳しいかもしれませんが、お子さんがいる方はできるだけ早めの学習を検討しても良さそうですね！
わたし今年30歳です・・。つまりもう遅いってことでしょうか ᐪᐤᐪ
いや、がっかりするのはまだ早いです！
次を読めば、今からでも間に合うことが分かりますよ ♪
ネイティブにほぼ近いレベルなら、大人になってから到達できる人も！
別の記事では、同じMITの研究から分かった、20歳以降に英語を学び始めた人達に関するこんな報告もされていました。
それは、完全なネイティブになるには子供の頃から英語を使っている必要があるとされる一方で、20歳を過ぎて学び始めた人の中にも、「ネイティブにほど近い」の英語力を持つ人がたくさんいるとのこと。
大人は外国語の学習を始めて1年〜2年で、十分に使えるレベルまで身につけることは可能。
しかもそのスピードは実は子供よりも早いそうです！
とはいえ個人差もありますし、当然ここで言う「ネイティブにほど近いレベル」に達したければ、何年もの長い期間が必要です。しかし本気になれば、大人になっても高い英語力を身につけられることも分かりました。
一方で、本記事を読んでいる多くの人が目指しているのは、ネイティブレベルではなく使えるレベルの英語力かと思います。
使えるレベルの英語なら1~2年でも十分に身につけられるそうなので、もっと早くに叶えることができそうですね！
- ネイティブレベルを目指すなら、10歳前後までにスタートするのが良い
- 17-18歳くらいまでが、文法習得に長けている
- 20歳過ぎからはじめても、ネイティブにほど近い英語力をつけることは可能
- 使えるレベルの英語なら、1~2年でに身につけられる
あなたが目指すレベルにもよりますが、大人になった今からでも遅くないと勇気をくれる研究結果でした！
大人ならではの英語学習の強みとは？
先ほどお伝えしたように、もしあなたの目標が「英語が使えること」、つまり仕事や日々の生活に使う実用レベルであれば、大人になった今から学び直しても決して遅くはありません。
むしろ知識や経験豊富な大人こそ、英語学習で発揮できる強みを活かすことができるんです！
ここからは、私たち大人が英語学習において、どんな強みを発揮できるのかご紹介します！
1. 理解力・思考力が高く、応用力に長けている
大人は子供と比べ文法や構文など、言葉の構造を正確に理解するのが得意と言われています。また思考力が高く、学んだ英語を使いアウトプットするための応用力にも長けています。
これは、英語の学習をはじめたばかりの初級のころは、簡単な英語を中心に学ぶため実感しにくいかもしれません。
しかし英語レベルと扱う学習テーマの難易度が上がるにつれ、自分のすでに持つ知識や考えと紐付けながら英語を使えるようになります。
英語で出てくる難しい単語もフレーズも、多くの場合日本語であれば知っている言葉。英語ではどう表現するか、そんな風に使いかたを覚えられれば、自分なりに使いこなせるようになります。
2. 現実的な目標達成に向け、集中力・継続力を発揮できる
「就職・転職に役立てたい」「仕事で英語が必要になった」「海外の人とコミュニケーションを取りたい」など、英語を学ぼうと思うきっかけや、自分自身で目指したい目標や目的が何かしらあるのではいでしょうか。
しかもその目標や夢は、子供が持つものよりも現実的で、時には切実なもの。
目標の達成に向けて必要となるのが、集中力と継続力です。英語以外でも今までの人生であなたが努力して、達成してきた事を思い出してみましょう。きっと大半の大人が過去に集中して何かに取り組んだ経験がありますよね。
大人は集中力も高く、継続力や忍耐力も持っています。特に継続力は英語の上達に欠かせません。仮に独学だったとしても、好きなこと、本当に達成したいことであれば、自分の力で上達する方法を見出すことができるでしょう。
3. 英語の基礎知識をすでに持っている
得意・不得意は別として、ほとんどの人は中~高の最低6年間は英語の勉強をしてきています。大学で学んだ人もきっと多いですよね。つまりABCから始めたり、文法・単語ともに全くのゼロからスタートする人はいないはずです。
多くの人が学生時代に習った英語知識だけでも十分に基礎力を持っています。しかし英語が出来ないと思っている多くの人に圧倒的に足りていないのは場数。基礎やルールは分かっているけど、日常で使っていなかったから出来ない。ただそれだけです！
例えると、ピアノの鍵盤のドレミは知っているし楽譜も読める。けれど実際にピアノを弾いた経験は数えるほど・・そんな感じでしょうか。
ただし、中学で習った英語も何も覚えていない・・というような人、はきちんと1から基礎を見直しましょう！
4. 自分に最適な学習スタイルを選ぶことができる
義務教育で英語を学ぶとき、基本的には学校で教えられた通りに、与えられた方法で学ぶことがほとんどです。しかし、本来であれば目標も学習スタイルも人それぞれで、最適な学びかたも違うはず。
大人であれば、ある程度自分の性格やライフスタイルも分かった上で、最適な学習方法を自分で選択することができます。英語力を上げるために必要な「継続」できるかどうかは、自分が楽しいと思える方法で学んでいるかが鍵になります。
例えば私の場合、教科書を読んで文法ルールや単語を覚えるだけの勉強は、好きでも得意でもありません。( ;ᴗ; )
しかし、自分の好きなことや日常を英語に変えてみることで、楽し続けられて結果的に上達することができました。
今はまだ自分にあった学習方法を模索中というあなたも、まずは興味のある方法からどんどん試してみてはいかがでしょうか。きっと楽しい・続けられそうと思える方法が見つかるはずです。
私が取り入れた方法は下記の記事でご紹介しています。他の人はどんな方法で英語が上達したの？と興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
私が日常に取り入れた7つのこと
【留学並みに英語を習慣化！】TOEIC975点の筆者が日常生活に取り入れた7つの事
まとめ
本記事では、大人になっても英語をマスターできるの？という疑問にお答えしました。
私たち大人は子供時代に遡って今からネイティブを目指すことはできません。しかし日常英語・ビジネス英語といったに実用的な英語レベルであれば、今から学習しても十分に使えるレベルまで持っていくことは可能です！
子供も大人も、ある程度の英語力をつけるには数年はかかりますし、大人だからこそ活かせる学習の強みもこんなにたくさんあります。
- 理解力・思考力が高く、応用力に長けている
- 現実的な目標達成に向け、集中力・継続力を発揮できる
- 自分に最適な学習スタイルを選ぶことができる
- 英語の基礎知識をすでに持つため、全くゼロからよりも楽に始められる
英語は子供の頃から始めていないと習得出来ない。
そんな風に思われがちですが、使えるレベルの英語力を身につけるために年齢は関係ありません！
出来る事に目を向けて、英語学習を進めてみましょう！
もしいま英語を学習中で、なかなか上達しない、諦めそう・・と悩んでいる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【英語学習で挫折してしまう原因はこれ】継続のために最も大切なことは？
